2014年11月4日火曜日

相談が苦手でオタク気質な私の話し方トレーニング

小さい頃から私は、人間関係を築くのが苦手です。
「お前の話には結論が無い」
「お前は自分のことしか話さない」
「そうゆう話は今聞きたくない」とずっと言われ続けていました。

私の一言で、場がシーンとなることを何度も経験しているので、
いつも、どうにか、この会話が盛り上がって欲しいと考え悩んできました。
決して、自分のことを知って欲しいと思っているわけじゃない。
自分の話も、自分の居ない場所で盛り上がるなら、自由にモラルとか無視して盛り上がってくれれば良い。
自分の仲間を増やしたいわけじゃない。

結構悩んでいろんな本を読み、
カウンセリングを受け、認知療法を続け、
社会人になってからは、クラブとバーをはしごし、イベントに通い、無理に人と話す機会を作り、
自分の話し方の癖を理解しようと、何年も試行錯誤していました。

いろんなアドバイスを聞きました。
家族や上司に「相手の気持ちを考えれば、当然分かるはず」と何度も言われました。
おかげで常に、人の顔色を伺い、アドバイスもクレームも言えない人間になりました。

ついに、上司の叱咤と効果があるのか分からない試行錯誤の中で、解答がみつかりそうだったので、忘れないように、メモしておきます。

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大事なのは、相手が何を知っていて、何を知らないのかではない。
「相手が何を知りたいのか」である。
話に含める、自分が見た事実と、自分が抱いた気持ちの割合は、相手に合わせてコントロールできるのが理想だ。
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■「お前の話には結論が無い」とはどういうことか。

おそらく、この結論とは、起承転結の「結論」ではない。
「なぜ私がこの事をあなたに伝えるのか」という情報のことだ。
私の話は、物事の過程や状況の詳細ばかり話していて、それに関連した将来の展望が語られていない。
それは例えば「たのしかったので、また行きたい」とか「嫌だったので、二度と行きたくない」という刹那的な気持ちだ。

これが無いと、自分の身の回りの出来事を聞き手に追体験させるだけである。
社会人はそんなに私に割いてる時間はない。会場までの道順や、床の素材や正確な気温などは、メールで、対面しなくても伝えられる。
数分間の報告で私が何を優先するのか、「楽しかった」「つらいかった」「希望を見出した」のかは、対面で言葉にしないと正確に相手に伝わらない。
気持ちは変動するので、その瞬間にしか報告できない。これが貴重な情報である!

■「お前は自分のことしか話さない」とはどういうことか。

人の意志決定や価値判断に、関与したい、という人間は多い。
自分が他人に影響を与えたということは、一般的に喜ばしいことだ。

自分がどれだけ、目の前の事象に詳しくて最善な判断ができると自負していても、ひとりで判断してはいけない。
その判断が、結果的に、良いとされても悪いとされても、その判断に複数人の意見が反映されているということが、重要。
相談とは、正しい選択をするために行うのではなく、自分の判断や将来の展望に、他人を関与させる行為である。
相談という行為は常に、正しい。
なぜなら社会は戦場ではないし、失敗が許されているから。

■「感情表現が無い」とはどういうことか。

「人が、事実をどの程度理解しているか」は、その人の知識量ではなく、反応で相手に伝えることができる。
自分がどれほどの知識と状況判断の材料を持っているかよりも、
「ありがとうございます」「すみませんでした」という発言の方が、「自分が状況を良く理解している」ということが相手に伝わる。
この事実に対する気持ちの反応についての表現は、あり過ぎて怒られることは、ほとんど無い。
「そうゆう話は今聞きたくない」と言われる時は大抵、感情表現が抜けている。



これプラス、テクニック。
まず大きい概念を話してから、具体例を話す。
良い話を伝えてから、悪い話を言う。ライフハックみたいなやつ。