朗読会というものに、にわか興味が湧いているので
ふらりと行ってきました。
Rainy Day Bookstore & Cafe presents
言葉をつむぐ WORDS To SOUNDS Vol.1
安藤モモ子[映画監督] × 鈴木 杏[女優]
お2人ともステキ美人でした。とってもプライベートでナチュラルなお話を伺う事ができました。
小説を書き始めたこと、映画を撮ること、夢日記、砂時計、人間関係について、脱線しまくりでふわふわしたイベントでした。次回もあるらしい。
このイベントに参加する為に『カケラ』を見ました。
思うところはいろいろ。見ていてちょっと恥ずかしい。全員病んでる。根本的には男として生きるのにも女として生きるのにも希望が持てなくなっちゃうわ。けれどもすっごくすっごく強く思ったのは、「お願いだから人と関わってくれ!お願いだから他人に感化されて自分を変えてくれええ!」。
10年近く私の頭を駆け巡って仕方ない、高校の恩師の言葉があります。
「アメリカは確かに個人主義だ。それが良いという風潮が日本にもある。でも日本のそれは『無視』だよ。例えば、女子生徒がキャミソールで登校してきたとする。アメリカ文化の友人なら、それは止めた方が良いと注意するだろう。日本の生徒にきいたらどうなると思う?本人が良いならいいと思います、だよ。これは『無関心』だよね。」
感覚的にはわかる。わかるが、まだ完全に納得していない。
映画の『カケラ』を見て、このことかな?と少し…。
朗読会では、大学の尊敬する先生の言葉、
「パンフレットで見たことのある絵を確かめに、美術館に行くな。写真集で見たことある風景を確かめに、旅行に行くな。」がふと思い出されました。
ネット社会では、本物を見る前に、恐ろしいほど大量の情報が入ってきてしまいます。だから認識がすべて演繹的になりがちだと思うのです。
本や映画で知っているぼんやりとした、一般的な家族像、恋愛像、友人像。それを隣にいる人間と照らし合わせて、納得してみる。既に知っている、一般的な芸術像、一般的な名作像を、目の前にある作品に照らし合わせてみる。
……私はそんな世界認識の仕方が憎いから、こうやってリアルイベントに行っているんだよ。個別具体的な経験を積むために、歩いて、汗かいて、椅子に座って、笑って、傷ついて、お酒飲んで、ご飯食べているんだよ。もやもや。
もやもや。
正直、
朗読会なのに、お2人から「表現したい!伝えたい!」という迸るパッションを感じられなかったのは残念。次は、ポエトリーリーディングカフェに行きたい。
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