演奏会お疲れ様です。なんだか、左肩の筋肉が異様に発達しているような気が…凝りもひどい。肩当てが合わないのかなぁとか、今更ですが。
ところで、12月。何を書こうかなーと思っているんですが、とりあえずこの一年間いろんな種類のロックを(一応偏りを抑えようと努力しながら)紹介してきたつもりです。1月には、ロックの歴史を概説しました。けれども、一年生は読んだことないし、いまだよく理解できていない人が多いので、再び書きたいと思います。縦と横で読むロックの歴史。
というわけで、大事なこと、皆さんが誤解しているだろうこととして、パンク・ロックはハード・ロックのカウンターカルチャーです。ハード・ロックとパンク・ロックは対立関係にあります。なので、クラシック好きの頑固なおじさんが、ロックやJ-Popsを「あんなもの何も感動できない騒音だ」と文句を言うように、頑固なハード・ロックファンは、パンク・ロックのことを「あんなもの音楽じゃねぇ」と非難するわけです。ハード・ロックって?パンクと何が違うの?とお思いの方、きけばわかります。
そして、そうですね、まだ言っていなかったこと。ハード・ロックとへヴィ・メタルの違い。
CD屋さんなんかに行くと、「HR/HM」という表示を見たことあると思いますが、「Hard Rock/Heavy
Metal」の略です。一緒にされてるってことは、たいして違いないんじゃない?と思う方もいるはずです。そう。同じものだったんです。たとえば、携帯電話のことを「a handy phone」とか「a cell phone」とか言っている時代があったような気がします。新しいものができて、名称が定着していなかったんですね。それと同じで、「ハード・ロック」と言ったり、「へヴィ・メタル」と言ってみたりしていたんです。あ、基本的に、音楽の分類は自己申告制です。リスナーがどんなに、これ普通のポップスじゃんと思っても、本人たちがプログレッシブ・ロックだ、と言えば、CDには「プログレ・ロック界に新たな波を作り出す期待の若手バンドが遂に日本デビュー!!」とか書かれるのです。そんな関係で、どちらかの名称を切り捨てることができずに併記しているわけです。
が、最近の主な考えとしては、「ハード・ロック」と「へヴィ・メタル」は異なる音楽です。へヴィ・メタルが、デス・メタルやゴシック・メタルなどの、「メタル」という新たな分類を作り出したため、ハード・ロックは否応なしに「ロック」組として、へヴィ・メタルと隔離されてしまったのです。
人々の一般的な認識としては、「ロック」「パンク」「メタル」という組分けが普通ですかね?
実際、ちょっと違う。すごーく大雑把に、大豆も通るぐらいの荒い網ですくったとすると、ロックの拡大期に生まれた「もっと激しいサウンドを求める」動きがハード・ロックに、「ロックの芸術性を高める」動きがヘヴィ・メタルに受け継がれたと考えればいいでしょうか。シンフォニック・ヘヴィ・メタルはもう、クラシック音楽とかなり近いです。デス・メタルも現代音楽なんかよりよっぽどわかりやすい音楽です。
あ、デス・メタルをご存じない方もいると思います。なんか最近うわさの漫画でやたら偏った知識をもった人がいますが、デス・メタルのポイントは「デス・ヴォイス」と呼ばれる、特徴的な濁声です。普通の歌手には出せません。だから、デス・メタルを歌う人の咽喉はとても強靭なのです。野球で言うところの、イチローの肩です。だから、ヴィジュアル面の特徴は関係ありません。
あと若干、注意が必要なこととして、ロックやそれ以降の音楽は基本的に、伝統、保守的なものに対抗する中で作られました。なので、それらが嫌いです。具体的にどういうことかというと、キリスト教が嫌いです。まぁ、いまでは、キリスト教的なバンドも普通に存在していますが、「the God」をキリスト教的な唯一神に設定していないとか、仏教思想を好んだりする、やわらかい反抗者たちから、音楽活動を儀式の一部だと考えている熱狂的悪魔崇拝者たちまでいろいろいます。なので、まぁ、芸術家は少なからず社会から逸脱していなきゃねーぐらいのゆるい目で見てないと危険です。
まぁ、日本人としては、面白ければなんでもいいんでしょうけど。
と、長くなりましたね。では今月はこの辺で。メリークリスマス。それから、よいお年を。
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