ラベル 東京ポッド許可局 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 東京ポッド許可局 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2014年10月5日日曜日

GOTTHARDのBL読み実験

大好きな大好きなGOTTHATDの日本ツアーが5日にありました。
よかった!よかった!すっごいよかった!みんなかっこよかった!
2時間たっぷりはしゃぎ、人生で初めて出待ちをし、サインを貰い、ライブで出会ったファンの人とロックバーにゆくという大満喫な夜でした。
なんでこのバンドが日本では評価されないんだ…。


話が変わりますが、
先日参加した「サンキュータツオ×春日太一の文化系食わず嫌い克服講座----BLの豊饒な世界」と
その後きいた、東京ポッド許可局第87回「BL」論での、タツオさんの主張、
BL(あるいは、やおい)とは、ふたりの男性の関係性に、「恋愛」的要素を見出すことである、が大変わかりやすかった。
そして、いま、売れているコンテンツ(『テニスの王子様』、英国ドラマ『SHERLOCK』、お笑いコンビ)はほとんど、男性のプライベートな関係性の妄想をかき立てるものである。
ということで、GOTTHARDをBL的に解釈する実験を行います。

なぜなら、もっとGOTTHARDが売れて欲しいから!


GOTTHARDの現在のメンバーは以下の通り。
ボーカル:ニック・メーダー
ギター:レオ・レオーニ
ギター:フレディ・シエラー
ベース:マーク・リン
ドラム:ヘナ・ハーベッガー


※左から、ヘナ、マーク、ニック、レオ、フレディ

2010年10月5日、GOTTHARDは稀代のボーカル、スティーブ・リーを交通事故でなくしています。
事故直後からGITTHARDは活動を休止。
1年たって、新ボーカルのニック・メーダーを迎え、GOTTHARDは復活します。
おそらくニックはレオの10才ぐらい年下だと思うのですが…この仲良しっぷり。


ライブ後、インタビュアーに「どうだい?ウチの坊やは?」とどや顔で自慢してきたと言うほどメンバーにかわいがられているニック。
なんだよ、みんなかわいいな。

マークは、スティーブのフィアンセと一緒に、スティーブが事故死した現場に居合わせていました。
その時のショックは想像するだけでもつらいです。インタビューでも多くを語らず、みんなの心が癒されて欲しいとばかり発言していて、心配になったのですが、
5日のライブでは、メンバー紹介の最後にニックを紹介する役目。ステージ上でも始終にこにこ。
ふたりが仲良いのを見ると、心底安心するのです。


年上のマークの方がやんちゃで、年下のニックの方が落ち着いてる。
なにこれかわいい。

フレディーも2004年に途中参加したメンバーですが、
なんと前のバンドCHINAでマークと一緒に演奏した経験をもち、マークに誘われてGOTTHARDにきました。
前のバンドと言っても、1980年代のことですが…20年近くたって再び同じバンドで演奏するとは、意味深。

そしてこの2012年の日本ツアーの公式アルバムを見て欲しいのです。
これ!

旅行じゃないか!
みんな仲良いな!

おわり。

2014年2月19日水曜日

辺境論と、ものがたり

ぼんやりと、東京pod許可局の『辺境論』をきき、もやもやしていた問題が何だか整理されてきたので、
とても久しぶりに書き記しておきます。

『辺境論』の内容を要約すると、
テレビとかラジオとかいうメディアは、文化の中心のように見えるけれども、
実は、辺境を写すのに最適なものなのではないか。
だから、変なおじさんとか、オカマちゃんたちと相性がいい。
辺境を中心に持ってくる。それを繰り返しているのだ、と。

そう、わたし、そうゆう物語が好きなの!



そして私がもやもやしていたのは、自分が主催している読書サロンのこと。
セクシャルマイノリティーと呼ばれる、ゲイ、レズビアン、トランスジェンダー、バイセクシャルなどの登場人物が活躍する小説を、応援する会。
そんな会を開きながら、私は、セクシャルマイノリティーが悩み葛藤し、苦しむ小説を、素直に大好き!と言えなかったのです。
ほんとは、好きなんだけど…

別に、苦しんでいて欲しいわけじゃないんです。
幸せが妬ましいわけでもない。
孤独であれとも思わない。
他人の不幸で飯がうまいなんて欠片も思ってない。
でもね、量産型の、想像の範囲内の作品読んだってちっとも楽しくないんだよ。

ものすごい苦しみを経験した人たちがつくる芸術作品は、本当に素晴らしいと、心底思うのですが、
私がこの作品が好き!って声に出してしまったら、
私の、現実社会での、マイノリティーに対する価値観まで詳らかにしてしまうようで、
あえて語るのを避けてきました。



苦肉の策で
「10篇ぐらいの短編集の中に、1、2篇セクシャルマイノリティ作品が入っているのが好きだな」とか答えてました。
世界ってこんなかんじ、ってすんなり受け入れられるから。とかなんとかって。


うそ、うそ。
すごい嘘ついてた。



辺境を中心に持ってくる。
マイノリティーで、イレギュラーで、私の知らない怖い存在を中心に置き、そこから世界を眺め、語る。
だから小説は楽しいんだよ。


普通に何事もなく、セクシャルマイノリティーが登場する作品も、もちろん素晴らしいけど、
セクシャルマイノリティーが、マジョリティーを奪取する日は来ないと思う。
だから小説は、辺境を中心に、マイノリティーを中心に持って来る。
ずっとずっとそれを繰り返す。