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2026年10月1日木曜日

英語を話せない親が、子どもを英日バイリンガルに育てるための心得

私は、だいたい言語も社交性も他文化を尊重する態度も、
大人になってから学ぶことができると思っているので、
子どもの言葉の発達にはあまり興味がない。
まぁ、犬とか猫とかに比べたらすごく興味があるけど。
チョムスキーがいう「人間に備わった言語を操る能力」も信じてない。

しかし、
とんでもなくお金持ちで、英語を話せない友人が、
子どもを小学校からインターナショナルスクールに通わせたいと話していたので、
アドバイスを送ることにした。

ふだんは、
子どもだけバイリンガルにしたいという方には
「絶対にやめろ」と忠告するのだが、
友人のご家庭は億とか稼いでるから、興味本位で応援する。
どうせ他人だし。

そう、あなたの子どもは、誰かの他人。
心から、あなたの子どものために、有益な情報を教えてくれる人はいません。


どんなことを伝えようかな、ととりあえず思い浮かんだことを書き出してみる。
このまま友人に伝えたりはしません。念のため。



英語を話せない親が、子どもを英日バイリンガルに育てるための心得


・「〇〇語で生活ができる」「〇〇語で勉強ができる」「〇〇語を使って幸せになる」は全部違う能力

 → 2つの言語で3つ満たしたいなら、6つ教育する必要がある
 → 「〇〇語を使って幸せになる」が最も難しいので、幸せな大人にたくさん会わせる

・日本語の漢字は段違いに習得が難しい

 → 日本で生活しているだけでは漢字は読めないし、書けない
 → 子どもが思春期のときに漢字を覚える必要性を説得して学ばせる。絶対に諦めない

・だいたい10歳までに母語が形成される

 → 完全バイリンガルに育てたい場合は10歳までの教育が大事
 → ただし母語が日本語でも、全く問題なく英語話者になれる

・子どもは親の言語より友達の言語を優先する

 → 子どもが日本語を親とだけ話していたら、いずれ日本語を話さなくなる
 → 日本語しか通じない友達・習い事を、あの手この手で継続する

・どこで生きるか、は大事

 → 日本国籍キープしながら外国で生きるのは意外とリスク高い
 → 親が、いつでも日本に戻ってこれるという心の拠り所になる

・語学は何歳からでも始められることを忘れないで

 → 子どもが途中で英語を学ぶのをやめてもぜーんぜん大丈夫
 → ただし、10歳までに脳神経(目、耳、味、発音など)を鍛えられるだけ鍛える

・「親の都合」であることも忘れないで

 → 子どもは自分がバイリンガルになるか、ならないか選べない
 → 子どもとの深い話し合い、長期的な対話ができる大人とたくさん会わせる